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成分数の多さを考慮しながら。。
このくらい全成分が多くなるシャンプーですと、1つ1つの成分の役割を薄まってしまうことを考慮しなければなりません。
わずかな量でも期待に応えられる成分なのか、そういった点も見るべきでしょう。
ちなみに、洗浄剤の部分はまずまずの質です。
アスパラギン酸系洗浄剤を筆頭に、両性界面活性剤とアミノ酸型洗浄剤を組み合わせた構成で、
控えめな洗浄性と安心感ある低刺激処方。
泡立ちもある程度は出てくるでしょう。
添加成分は保湿系の顔ぶれを中心に、ピロクトンオラミンのような殺菌剤や脂肪分解のクリサンテルムインジクムエキスまで配合。
ドライスキン向けらしく、9割方が保湿成分という印象の設計です。
総合的にみると、単にしっとり感が適度に残りますよ、というシャンプーではありますが、
育毛とは何ら関わりがないと言ってしまってもいいシャンプーでもあります。
それなりに保湿しますよ、ということと、髪が立ち上がるかどうかは別問題。
まして、毛の量を増やしたいと願って使おうとしているのであれば、ほとんど見当違いであるとお伝えしなくてはなりません。
とはいえ、シャンプーとしては中の上です。わるくありません。
むしろ、良い部分がたくさんです。
ただ、育毛なのか、と問われたら、違う、と言います。
ダメージヘア、乾燥毛などのほうが適しているのではないか。